JR四国とJR西日本は、「四国デスティネーションキャンペーン(DC)」の開催に合わせて四国をめぐるおトクなきっぷを発売します。
四国DCは、四国4県とJRグループが2021年10月1日(金)〜12月31日(金)に開催する大型観光キャンペーンで、四国としての開催は4年ぶり6回目です。タイトルは「しあわせぐるり、しこくるり。〜四国の風・水・色を感じて〜」。四国4県は、魅力ある観光素材を「学(まなび)くるり」「観(ながめ)くるり」「遊(あそび)くるり」「心(こころ)くるり」「食(ぐるめ)くるり」の5つのテーマに分類して提案しながら、変化に富んだ四国特有の自然美を存分に楽しんでもらえるキャンペーンにしたいと意気込んでいます。
キャンペーン期間中に四国で利用できるおトクなきっぷは、四国島内でのみ利用できるフリータイプの乗車券と、京阪神・中国・九州方面から利用できる往復タイプの乗車券があります。
①デジタルなら1,000円引き! 「四国DC満喫きっぷ」
JR四国は、乗り放題の範囲が異なる4つのフリータイプの乗車券をラインナップしており、一部の商品はスマートフォン一つでで購入・利用できるデジタルチケットにも対応しています。
「四国DC満喫きっぷ」は、JR四国全線(宇多津駅〜児島駅間を含む)に加え、土佐くろしお鉄道の全線(中村・宿毛線、ごめん・なはり線)でも特急(「サンライズ瀬戸」を除く)・普通列車の自由席が3日間乗り降り自由となるきっぷです。JR四国バスの路線バス(大栃線・久万高原線、高速バスを除く)にも乗車できます(路線図は下図を参照)。
また、このきっぷの購入した方は「四国DC限定駅レンプラン」を利用することができます。きっぷを購入の上、専用ページから駅レンタカーを予約すると、通常8,250円の駅レンプランSクラス24時間が破格と言える2,000円(免責補償込)で利用できます。
おねだんは紙のきっぷが大人10,000円ですが、スマートフォンアプリ「しこくるり」または「setowa」から購入するデジタルチケットは大人9,000円と、1,000円お安く購入できます。小児用は一律3,000円です。
10月1日(金)〜12月28日(火)のうち、土曜・日曜・祝日を1日以上含む連続する3日間で利用可能です。発売期間はデジタルチケットも含めて9月22日(水)〜12月26日(日)で。紙のきっぷはJR四国の駅のみどりの窓口、みどりの券売機プラス、ワープ支店、駅ワーププラザのほか、土佐くろしお鉄道の中村駅・宿毛駅・安芸駅でも発売されます。
「しこくるり」は、四国の旅行やレジャーを楽しむための総合アプリで、「四国旅ぱす。」から名称を変更してリニューアルされました。メイン機能の「旅ぱす」は、専用ポイントをアプリ内で購入(6ポイント2,500円)すると、四国の観光施設をお持ちのポイントでおトクに利用できるデジタルパスです。「四国DC満喫きっぷ」のデジタルチケット(しこくるり・setowa)を購入した方には、旅ぱすポイントを通常よりもおトクに購入(6ポイント2,200円)できる特典も用意されています。
「setowa」は、せとうちエリアの話題のスポット紹介や旅のスケジュール作成、交通機関や宿泊の予約、おトクなチケットの購入などの機能を持つ観光型MaaS(Mobility as a Serice)アプリです。これまで岡山・広島・山口3県を中心にエリア展開し、エリア限定の交通乗り放題パスなどを提供していましたが、四国DCを機にサービス対象を四国全域へと拡大します。
②デジタルチケット専用! 「setowa香川愛媛ワイドパス」
その「setowa」だけで購入できる「setowa香川愛媛ワイドパス」は、高松・松山・宇和島エリアをおトクに周遊できるデジタルチケットです(路線図は下図を参照)。香川県・愛媛県のJR四国線の特急(「サンライズ瀬戸」を除く)・普通列車自由席が連続3日間乗り放題となります。おねだんは大人6,000円・小児3,000円です。利用できる期間は10月1日(金)〜12月31日(金)で、「setowa」アプリ内限定で9月22日(水)から発売されます。
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